2016-10-05 第192回国会 参議院 予算委員会 第1号
規制委員会田中委員長、元々文科省が発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針についてというのを作っておられました。これは規制委員会が引き継いでおられると思いますが、想定事故時における気象要件の部分があると思いますが、これを読み上げていただいていいですか、委員長。
規制委員会田中委員長、元々文科省が発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針についてというのを作っておられました。これは規制委員会が引き継いでおられると思いますが、想定事故時における気象要件の部分があると思いますが、これを読み上げていただいていいですか、委員長。
想定事故時における安全解析は、想定事故期間中の線量当量を評価するものであるので、この場合には、想定事故が任意の時刻に起こること及び実効的な放出継続時間が短いことを考慮して、平均的な気象条件よりむしろ出現頻度から見てめったに遭遇しないと思われる厳しい気象条件を用いる必要がある。このため、指針では、気象観測資料を基に出現確率的観点から想定事故期間中の相対濃度を解析し云々でよろしいですか。
したがって、基本的には、使うツールとか、出された情報とか、入力されたデータとか、そういったものを確認していくことによって、事業者が提供してきた安全解析や評価の結果というのが妥当であるかということは確認できるというふうに考えてございます。
PWRにつきましては、格納容器がかなり大きいので、すぐにベントをする必要はないだろうといういろいろな安全解析をしまして、少しその対策を猶予したということであります。
その前に、私は、もともと神戸製鋼で、放射性廃棄物、特に使用済み核燃料の輸送、貯蔵処分の設計、研究、開発、製造にかかわって、安全解析、安全許認可、その後、電力中央研究所に行って原子力安全委員会の事務局の仕事と電気事業連合会の裏仕事をして、いわゆる原子力村という名づけ親として知られています。
審査に当たっては、ウランとプルトニウムの混合物であるMOX燃料の使用条件に関して、安全委員会において事前に検討した範囲内であるか否か、また、安全解析に使用されている計算コードが信頼の置けるものであるかどうかを専門的見地から慎重に行っております。 プルサーマル計画に関しては、諸外国の状況を見ますと、フランスとドイツを中心に、今では相当の実績がございます。
これはどういうことかといいますと、NRC、アメリカの方では、脆性遷移温度が華氏二百七十度、摂氏百三十二度以上になると詳細な安全解析を行えと指示している温度なんですね。つまり、それぐらい原発の老朽化、脆性劣化は深刻だというのがアメリカの原子力規制委員会などでは指示が出されているわけです。
例えば、国の行う使用前検査でございますと、例えば材料、機器のスペック、あるいは検査のデータの妥当性の確認、あるいは安全審査に際しての安全解析などを担当します。一方、国は、国民の安全に責任を持ち、法令判断を行う立場で、重要な法令判断に直結する業務を中心に担当いたします。
また、独立行政法人は、その他原子力の防災関係の業務でありますとか、あるいは安全解析のクロスチェックでありますとか、各種の調査研究等も実施する予定にしております。
保安院の立場に立ったとしても、安全解析により、安全かどうか分からないのに、さっき申し上げたとおり、次の日、八月八日には了というのを出しているわけですから、それも変だと思います。 東京電力はすべての電気事業者の中で優良な企業です。経済的にも安定しています。
この安全予測につきましては、一番右にございますように、もし地層処分システムがこうなったらということを想定しまして、そのシナリオ、それからモデル、さらに研究成果に基づくデータベースを使って数値解析を行って、長期間の安全解析をするわけでございます。
○間宮政府委員 サットンの式と申しますのは、風速や風向が一定であるといった限られた条件下で、放射性物質の空気中濃度を近似的に求めるための大気拡散方程式の一つでございますが、この式と類似の大気拡散式が、原子力発電所に関する安全審査の際に用いられる指針の一つでございます「発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針」の中に用いられてございます。
○吉井委員 ですから、今もお認めになったわけですが、現在でも、原子炉事故が発生して放射性物質が環境に放出されたときの拡散状況の予測というのは、「発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針」で用いている基本拡散式ですが、それは、風向、風速を一定として平たん地の場合という条件で、四十年前の報告書の試算にあるサットンの式を中心に、前提条件は一緒なんですが若干の補正を加えたというもので、四十年前の試算の分析手法
そこで、安全解析書の材料仕様値に対して九〇・七%、だから約一〇%少ない値であると、一番最後のページにあります。だから、解析用入力値は、測定誤差や工程中の誤差、いろいろ考慮して、厳し目を十分にとって、二倍の安全裕度をとって、その一〇%の二倍、二〇%減らして〇・〇一五五としたとあるのですね。 水素は、下にあるように、これは同様で、一〇%減らしたとしている。
○辻(一)委員 それならば、最初に、第一回の申請が行われたときにその努力をすべきで、あなた、そのときは認めておいて、そして、実際の数字が随分と問題が出てきたからこの数字を下げるということはまず理解しがたいが、限られた時間ですから、余り細かい専門的な論議を技術的にやってもあれですから、指摘しておきたいのは、同じような材料、同じような遮へい容器をつくりながら、なぜ科技庁とそれから運輸省が使う基本的な安全解析
また、実際の輸送容器全体について、調査検討委員会の調査で信頼に足ると考えられる濃度等の測定値に基づきまして、分析誤差等を考慮して最も厳しい値を解析の入力値として、第三者機関及び事業者により別個の解析コードを使用して安全解析が行われました。
○間宮政府委員 繰り返して申し上げておりますが、法定という意味では、表面の線量当量率、一メートル離れたところの線量当量率、これについてこういう値以下でなければいけないということが決められておりまして、事業者の方は、その値が満足できるような材料であるとか、あるいはその材料の仕様値であるとかを自分で設定をして申請をしてくるわけでございまして、我々は、申請があったものについていわば安全解析を行いまして、そういう
一、二、そのスピンオフの例を申し上げたいと思いますが、例えば高速炉の場合でございますと、安全解析などで流れや熱の移行状況を解明する技術を開発いたしました。こういった技術が、高速炉だけではなくて、自然災害における土石流とかあるいは火砕流の解析とか、製鉄所、化学工業プラントでの現象の解明とか、そういったものに利用できることがわかりまして、応用を考えておるところでございます。
さらにつけ加えて、環境保護団体グリーンピース・ジャパンの招きで来日し、「もんじゅ」を視察したドイツ・ミュンヘン大学のヨハン・ベネケ博士が「動燃は米国やドイツを超える安全解析をしていないことがわかった。炉心崩壊事故が起こらない保証はない」と指摘していることについての感想をお伺いいたします。 以上五点について、明確にお答えいただきたいと思います。
こうした試験、安全解析、情報の収集・提供等の結果、原発施設の耐震安全性についてのPA効果と有用な技術的成果が得られているとのことでありました。同試験所では、今後も、国の施策に立脚して活動の一層の充実を図ること、原発の耐震安全性向上に役立つこと、そして、機構の耐震技術を広く世界に役立てることを目指していくと話しておりました。
では、どういう手続をしたかと申し上げますと、フランスのコジェマという会社がございますが、まずこのコジェマが国際基準でありますIAEA輸送規則に基づいた試験及び安全解析を行いました。コジェマは当然それをフランス政府の承認を得ているわけでございますが、そのデータを動燃はコジェマから入手をいたしまして、そしてその情報で我が国政府の御当局の審査を受けたわけでございます。
また、今の原子力安全委員会そのものに加えまして、下部機関に原子炉安全専門審査会発電用炉部会というものがございますが、そこに専門家十二名から成る蒸気発生器伝熱管損傷ワーキンググループといったものを事故直後に設けまして、これら事故、事象の評価、原因究明及び日本原子力研究所において実施した安全解析、あるいはまたその模擬実験、こういったものの結果の聴取、解析等を含めまして、現在まで九回にわたって審議を行っております
○魚住委員 それから、皆さん方が安全解析ということでモデル計算値が出ていますね。このモデル計算値についても、これはやはりもう各年次ごとに見直していかなければならぬだろうと思うのですね。 なぜかといえば、御承知のとおり、導入当初のものについてはアメリカからそのままのものを持ってきてつくった。
以上によりまして、炉心冷却に必要な一次冷却水は確保されており、さらに、サブクール度にも余裕があることから、安全上問題はなかったものと考えておりますけれども、今後安全委員会としましても、先ほど申しましたように事故シークエンスの安全解析等を行いまして、ワーキンググループによる事故による炉心の健全性についても検討してまいりたい、こういうふうに考えておるところでございます。
○長谷委員 安全解析によりますと、外部電源が喪失しなかった場合はタービンバイパス系が使用できて、そして蒸気発生器から蒸気の大部分は復水器に回収される、こういうふうに書いてあるわけですけれども、今回の事故では、実際には外部電源は喪失しなかったわけですよね。
美浜二の設置時の安全解析というものがもちろんやられているわけですけれども、今回の事故は大分解析結果とは様子が違うように思うのですが、どうでしょうか。